第17捕虜収容所＠ブラバ

最近ジャニ舞台に当たりが多くて本当に嬉しい。そりゃ、ドリボのようなトンチキ舞台もすんごい楽しいんだけど（ツッコミがいがあるし、やっぱりトンチキ舞台を見てこそジャニ舞台な感じがするから）、でも、演舞城やフルハウス、そして今回の第17捕虜収容所などなど、少し厳しい目で見れる舞台が増えたことに感謝。
今日は会社の健ちゃん担の子に誘って頂いて久しぶりのシアターBRAVAにやってきたよ。しかも千秋楽だよ。フルハウスといい楽日が多くて本命以外でどんだけ楽入ってるんだよって感じですね。

ドイツ兵に捕まったアメリカ兵捕虜の話と聞いて歴史モノや外国モノに弱い私は大丈夫か不安でしたが、意外とするっと入れました。これは舞台中に説明もいれたセリフが多かったからだろうな。
最初のシーンで、脱走を図った２人がすぐに捕まってしまった。こんなに早く捕まるということはスパイがいるのでは…から始まる物語。そんな中、健ちゃん扮するセフトンは食べ物を持っていたり外出が多いということでスパイだと疑われる。そんな中、捕虜部屋の人間しか分からないことが次々とドイツ兵にバレている。一体誰がスパイなのか？
っていう、少しサスペンス要素が入った舞台ですが、ずっと暗いわけでもなく全体的に捕虜のみなさんが明るくってアホなことしたり、あ〜男の人が集まったらこんな会話しそうしそう〜って感じな空気満載で全然重くなくて。
そんな中、セフトンだけは１人寡黙です。
っていうか、私、健ちゃんを生で見たのがもう５〜６年前？って位なんですが、こんなクールな役ってーーーー！！でもカワエエ！カッコええ！！タバコを吸う手つきとかハンサムメンだし。
捕虜だから結構みんなだらしない格好なのに、セフトンはベッドに座って髪型整えたりしてるのね。きゃっ！オシャレさん！

スパイは誰か…？ってところで最後まで判明しないのかと思ったら、だんだんクローズアップされていくのね。
でもそれはみんなに分からないようにね。舞台を見てる人間だけ分かる感じで少しづつ出てくるの。それをセフトンが追い詰めていくのが巧妙すぎて、どんだけ頭の良いオトコなのーーーってキュンです。

話は途中から捕虜として入ってきたダンバーがスパイのせいでドイツ側の車両を爆破したことがバレてしまいSSの捕虜として連行されるのを止めるためみんなでダンバーの脱走計画を図るけど、スパイももちろんいるわけで、話を聞きだそうとするけど、そこをセフトンが巧みに止めるのね。回りにも気付かせないように。スパイが誰か分かってる私ら（観客ね）には、もう流れが素晴らしすぎるって感動。
最後はスパイもバレてしまい、セフトンはダンバーの脱走に付き合うことに。最後舞台から消えるときに投げキッスするセフトンにみんなが「きもちわりーな」って言うセリフに最後の最後にセフトンはスパイ容疑から晴れてみんなと分かり合えたのかなって思いました。

っていうかね、ネタバレブログやぶい担さんのブログを見まくったらやっぱり伏線があちこちにあるみたいで。１回（しかも２階席後方）しか見てない自分には気づかないわぁぁぁ〜〜〜〜。

唯一すっごい気になったのが、偽の空襲警報で部屋のみんなが外に出たすきにスパイの人がドイツ語を喋って情報をバラして外に出たあと、もう１人部屋に隠れててドイツ語を喋った気がするんですが、あれってセフトン？？誰？？暗転前に暗かったのもあって顔がよく分からなかったんだよー。もう１人ドイツ語が喋れるならその人もスパイなんじゃ…２重スパイ？
そして最後セフトンとダンバーが脱走して、ドイツ兵の爆薬庫が爆発したんだけど（セフトンが出て行く前に予告したのです。）、もしかして実はセフトンもスパイだったとか無いのかな…とか超超深読みしてしまう自分の人間が腐っております。

千秋楽という事もあり、何回もアンコールに出てきてくれましたよ。最後に投げチューする健ちゃんがキャワンワです。そして投げチュー健ちゃんが去ったあと一斉に帰る用意をするブイ担姉さん達にビックリです（投げチューは恒例なんですねー：笑）
健ちゃんの新たな一面が見れた舞台でした。映画（もちろん洋画だよ）もあるみたいなので機会があれば見たいな〜。ケーブルでやらねーかな〜。